ここでは、お布団について、意外と知られていない情報や、日ごろの扱い方を、ご紹介いたしますね。
お日さまに干しても、ダニは減りません。
ましてやお布団をたたくのは厳禁です!!
いったい、誰が始めたのか、謎ですが、お布団を、めったやたらとパンパンたたくと、大変なことになってしまいます。
叩けば、ダニやホコリが出ていくと、思ってませんでしたか?
そんなことはありません。
見た目には、ホコリのような粉が出てきますけど、それが違うんですね。
叩いて出る白いホコリのようなものは、布団の中綿が、ちぎれた繊維なのです!
叩くことで、中綿が、ぼろぼろに粉砕してしまった翔子でもあるんですね。
しかも、繊維が大幅に劣化して、保温力・透湿性も低下してしまいます。
それどころか、叩くことで、衛生状態も悪化します。
それどころか、ダニの死骸やフンが、表面に浮き出て、肌に付着したりするんです
恐ろしいですよね。
これによって、アトピー性皮膚炎や、ぜん息などのアレルギー疾患が増えているのも実情です。
さあ、今日から、お布団たたきは、止めましょう!
寝具は健康に関わる大切なものです。
パジャマだって、衣類だって、毎日洗っていますよね。
だったら、1日の約7~8時間も、お付き合いしているお布団だって、洗わなくちゃ!
ほとんど知られてませんが、厚生労働省からは、宿泊を営む業者(ホテルや旅館など)へ、半年に1回は寝具類を丸洗いするように通達を出しています。
☆おふとんの干し方
日常でお布団を清潔に管理するためには、湿気のない晴天の午前10:00~午後2:00くらいに、干すのが良いとされています。
また、面倒でも、表裏両方干すことが望ましいでしょう。
というのは、実は寝ている間にかく汗は、おふとんの裏側に浸透するからですね。
また、干し終えたら決してたたくのではなく、掃除機で吸い取るとダニやホコリが半減します。
マメに干すことを心がけましょう。
☆部屋は常に風通し良く
風通しを良くするために、お布団を押入れに入れる方は、スノコを敷いてから収納しましょう。
また、お部屋の湿気をとばす方法として、エアコンや除湿機などを利用するのも効果的!
クローゼットやタンス、押入れの引き出しを開けて、お出かけの際などに、タイマーをセットします。
無人の状態で実行すると、すみずみまで除湿できますよ。
☆寝室の基本条件
畳にカーペットを敷くのは厳禁です。
畳とカーペットの間には、ダニの大好物、人の垢やフケがウジャウジャ!!
こまめに掃除しないと、ダニの天国になってしまします。
お布団と照明灯が原因で、火事が発生することがあります!
下記の新聞を、ご覧ください。
ベランダなどに、干してあったお布団が、照明灯が触れて、過熱して発火したという内容です。
天候などの関係で、日中でも照明灯が点灯することがあるようです。
ですから特に照明灯が、お住まい付近に設置されている方は、お気を付けください!